MAXTOR HDD 故障

また MAXTOR の HDD が故障した。これで10台目だ。ありえないくらいの故障率というか全滅である。全くもって MAXTOR ダメダメだ。手持ちにあった 200GB が 2 台、300GB が 3 台、250GB が 4 台そして今回最後の 300GB が故障した。故障の内容は全て sector の READ/WRITE エラー。動作させていた OS 的には、ファイルの読み出した書き込みでデータのリードライトができなくなり、リトライを繰り返すもリードライトができずリトライアウトしてファイルアクセスエラーになる。FreeBSD の場合は、/var/log/messages を見てみると

kernel: ad1: TIMEOUT - WRITE_DMA retrying (1 retry left) LBA=108389631

といった、リトライアウトのメッセージが山のように出ている。このメッセージはそれぞれ LBA の値は異る。故障が多発する MAXTOR の HDD には一つ共通点がある。シンガポール製で 2004 年 3 月〜 5 月に製造されたものだ。このあたりの前後のロットの HDD は要注意だ。ちなみに製品は以下のものだ。

DiamondMax Plus 9 200GB ATA/133 HDD 16MAR2004 Made in Singapore
MaXLine Plus II 250GB SATA/150 HDD 23APR2004 Made in Singapore
MaxLine II 300GB ATA/133 HDD 12MAY2004 Made in Singapore

既に MAXTORseagate に買収されてしまったので、文句の言いようがなくどうでもいいのだが。そういえば過去に seagate の 7,200rpm を使っていて、かなり発熱があって昇天したこともあった。そういう意味では seagate も怪しいかも。とりあえず今は HITACHI の Deskstar にデータを退避している。最近は 500GB が 7,000 円程度で入手できるようなので、そろそろ予備に買っておいてもいいかもしれないが、同一ロットは避けるようにしよう。さてどこのメーカがいいのだろうか。