Into The Wild

Into The Wild

Into The Wild を観てきた。Into The Wild は以前に読んだジョン・クラカワー「荒野へ」(Into The Wild)id:lipbalm:20070630 が映画化されたものだ。この本を読んだ時、自分の頭の中で自分なりのアラスカ荒野を想像していたが、それが今回の映画の実際の映像となって表現されたので、現実になってわかりやすかった。映画の細かいことを書くとネタバレになってしまうのでここでは割愛するが、個人的な感想としては本で書かれていることをうまく表現しているなぁと感じた。劇中にあるアメリカの大地やアカスカの自然の映像だけでも観る価値はあると思う。とても美しい。とはいえ、細いところは突込みがあるかもしれないが、それらの本質とは違う部分はさらりと流し観る必要があるだろう。主人公のマッカンドレスを演じているハーシュに拍手をおくりたい。そんなに演技がうまいとは思えないが、逆に原作でイメージいていたマッカンドレスの雰囲気に合っていたと思う。また農園で働く場面での雇い主の役の役者は適役だ感じた。そして物語りに登場する爺様も。ともかく原作で涙を流しそうな場面は、映画では確実に涙を流すであろう。久々に1,800円出してよかったと思えた映画であった。