SONY MDR-CD900ST

MDR-CD900ST

SONY MDR-CD900ST の二台目を購入した。元々使っていた MDR-CD900ST はいまだに現役で使用しているのだが、別の環境で固定的に使用するためだ。こちらは既に7年以上使っていてイヤーパッドは何度も交換している。ドライバユニットも若干ヘタりぎみなのでそろそろ交換が必要かもしれない。さて新しい MDR-CD900ST なのだが、幾つかの変更点があるようだ。気いた点は以下の通り。変更内容から推測するには細いところでコストダウンを実施しているようだ。

  • ハウジンクまわりを含め全てのプラスチックがツヤ有りからツヤ無しに変更
  • ハウジング横の穴が丸から楕円に変更
  • ヘッドバンドの MADE IN JAPAN の文字がプラスチックの盛り上りからシールに変更
  • ヘッドバンドとハウジングのハンガーのネジが黒メッキからメッキ無しに変更
  • イヤーパットの真ん中のメッシュが荒目に変更
  • 標準プラグのまわりのギザギザリングが3重から2重に変更
  • 標準プラグの中の端子形状が変更


さて、この MDR-CD900ST だが、即、標準プラグを外し金メッキのステレオミニプラグΦ 3.5 に変更した。通常 CD を聴くために使っている CD プレイヤーや AV アンプのヘッドフォン端子は標準プラグなのだが、iBook G4 や iPod shuffle など一般的な機器はほとんどステレオミニプラグΦ 3.5 なのでこちらのほうが都合がいい。コードが若干長いので切りたいところなのだが、貧乏性なのでそのままの長さでプラグを付けた。新旧を聴き比べてみたところ、基本の音は変らないのだが、やはり旧の音は若干ヘタりぎみに聞こえる。新しい方をエージングし終ったころにまた聴いてみることにしよう。