Pat Metheny / Orchestrion ライブ

Pat Metheny

Pat Metheny Orchestrion のライブに行ってきた。場所は、すみだトリフォニーホール錦糸町の駅から徒歩数分という立地だ。北を見れば真正面に東京スカイツリーが真近に見ることができる。ホールに行く途中、階段を上ったとこで写メを撮ってる人が沢山いた。開演は 18:00 からだったが 10分以上押して開始した。開始からオーケストリオンの曲を演ると思ったのだが、意に反してアコギを持ってパット・メセニーのメドレーから始まった。わたしの好きな James も入っていて、これを真近で観ただけで 5,000円分の価値があった。もう一曲演った後、お決まりのピカソギターに持ち換えてジャンジャカ。またか、と思いちょっとお腹一杯ぎみ。セミアコに持ち換えて一曲演った後に、オーケストリオンのセットの布が取り払われアルバムの曲に入った。いいね、オーケストリオンってこんな感じなのか。暫くアルバムの曲を演ってから MC。めずらしく沢山しゃべる。そして次がびっくり。パットの同期したオーケストリオンとの共演。タイミングがピッタリ合っていて、すばらしい。とにかくピッタリ同期して演奏している。キターから同期させているのか、ギターが同期しているのか、制御方法が気になったが、タイムラグが全く無くすばらしいの一言だ。もうここれ聴いたら十分。つか PMG のメンバー困るかも!? そのオーケストリオンのシステムは、個々に白色の高輝度LEDが付けられていて、その楽器を鳴らすタイミングでLEDが点く仕組みになっていた。チェックにも使えるし、ライブの時は視覚演出にもなっているようだ。その後もオーケストリオンとの共演。そして MC、沢山しゃべるしゃべる。 Question 1、Question 2 の話題には、会場もドッと湧く。オーケストリオンを操るパットはクレイジーだ。そして一通りの演奏が終り、拍手喝采。アンコールはお決まりの Stranger In Town、拍手の後アンコール2曲目を演り終了。そして引っ込んだ後も拍手が鳴りやまず、三度目のアンコール。いやはや3時間も弾きまくりなパットだ。ここ近年のパットのライブでは一番長い時間演ったのではないかと思う。また今回のライブでは始めて映像を本格的に使ったのではないだろうか。PMG のライブでは背面の壁に色のライトやレーザーを当てるくらいだったが、今回はオーケストリオン部分に映像を当てていた。またアコギに接写カメラを付けてピック付近を撮って映していたのが印象的だった。パットにしてはめずらしいのではないだろうか。さて、すみだトリフォニーホールは始めてだったがクラッシック向けのホールで音はとてもよかったのではないだろうか。パイプオルガンが印象的だ。ともかく今日の Pat Metheny のライブはとても楽しむことができて満足だった。