Adobe Reader 9.0 Update 失敗

Adobe Reader 9 のアップデータが出ていたのでアップデートを実施したところなぜかアップデートに失敗した。PDF ファイルは Mac なら OS に内包されているプレビューのアプリケーションやクイックルックで見れるのに、Windows の場合はアドビリーダを使わないと見れないので普段から重宝しているビューアだ。アップデートは、Adobe Reader のメニューバーにある「ヘルプ」メニューの「アップデートの有無をチェック」を選択することで実行する。すると Adobe Reader Updater が起動して修正ファイルのダウンロードが始まり完了するとインストールのステップに進むが、そのタイミングで

アップデートに失敗しました
インストールプログラムには、ファイル C:\Program Files (x86)\Adobe\Reader 9.0\Reader\AcroRd32.exe を修正する権限がありません。

とメッセージが表示された。権限が無い、ということは管理者権限付きで実行してあげればいいのか。そこで早速、本体プログラムである

C:\Program Files (x86)\Adobe\Reader 9.0\Reader\AcroRd32.exe

を右クリックして、コンテキストメニューから「管理者として実行」を選択して実行。そしてヘルプメニューのアップデートの有無をチェックを選択して Adobe Reader Updater を起動した。再びダウントードが行われ完了したらインストールのステップに進み無事にアップデートが完了した。多少知識があったのでこのような対処ができたが、普通に Windows 7 を使っている人がこの事態に遭遇したらどうしていいかわからないだろう。近くにパソコンに詳しい人でもいればいいが、そうでないとわからないだろう。こういうところが Windows や Adobe のユーザインターフェースがダメダメなところなんだよな、とあらためて気づいた次第だ。