ちっちゃいーのサンプルスケッチテスト

ちっちゃいーの 8x16duino-080

ちっちゃいーの 8x16duino-080 のサンプルスケッチをテストしてみた。ちっちゃいーのは ikkei さん http://web.mac.com/kxm_ikkei/Site/Welcome.html が MTM07 で配布していた表示モジュールのキットで、id:lipbalm:20111218 で製作したものだ。ちっちゃいーのへの接続はシリアル接続のため Mac と接続するためには USB シリアル変換が必要だ。都合よく手持ちの部品箱に秋月の FT232RL USBシリアル変換モジュールがあったので、ブレッドボードに表示モジュールと合せて挿してジャンパで接続した。その後、ikkei さんの MTM07 サイト http://web.mac.com/kxm_ikkei/Site/MTM07.html からサンプルスケッチをダウンロードして起動してみたのだが、すんなりとできなかったのでうまくできた手順をまとめておくことにした。

ちっちゃいーの 8x16duino-080 と USB シリアル変換モジュールとの接続。ブレッドボードを使って接続する。

ちっちゃいーの --- USB シリアル変換モジュール
RTS --- DTR
Tx  --- RXD
Rx  --- TXD
3v3 --- 3V3
GND --- CTS
GND --- GND

Arduino ソフトウェア をダウンロードしてインストールする。

Arduino on Mac OS X
http://arduino.googlecode.com/files/arduino-1.0-macosx.zip

arduino-1.0-macosx.zip を伸長し arduino.app を /Application フォルダにコピーする。

ikkei さんの Web サイトにあるタイマライブラリを含んだライブラリの zip ファイルをダウンロードする。

ライブラリとタイマライブラリ
http://web.mac.com/kxm_ikkei/Site/ikkeiplexing_files/ikkeiplexing-101218.zip

ikkeiplexing-101218.zip を伸長展開し ikkeiplexing-101218 フォルダに「MsTimer2」フォルダができていることを確認する。
arduino.app を control+クリックしてコンテキストメニューの「パッケージの内容を表示」を選択しパッケージを開く。
arduino.app/Contents/Resources/Java/libraries/ フォルダに先の「MsTimer2」フォルダをコピーする。

ikkei さんの Web サイトにある表示ライブラリとサンプルスケッチのある zip ファイルをダウンロードする。

表示ライブラリとサンプルスケッチ
http://web.mac.com/kxm_ikkei/Site/MTM07_files/ikkeiplexing-8x16duino-111221.zip

ikkeiplexing-8x16duino-111221.zip を伸長展開し「ikkeiplexing」フォルダができるのを確認する。
タイマライブラリと同じく「ikkeiplexing」フォルダを arduino.app/Contents/Resources/Java/libraries/ にコピーする。

ikkei さんのライブラリに arduino 1.0 用にパッチを当てる。
対象は以下の2つのファイル
arduino.app/Contents/Resources/Java/libraries/ikkeiplexing/Charlieplexing.cpp
arduino.app/Contents/Resources/Java/libraries/ikkeiplexing/iFigure.cpp
の include 行を以下のように書換える。

#include "WProgram.h

#if defined(ARDUINO) && ARDUINO >= 100
  #include "Arduino.h"
#else
  #include "WProgram.h"
#endif

面倒なら WProgram.h を Arduino.h に書換えればいい。

arduino の環境を設定する。
arduino.app を起動。
メニューバーから File -> Tools -> Board -> Arduino Pro or Pro Mini (3.3V, 8MHz) w/ ATmega 328 を選択。
FT232RL USBシリアル変換モジュールと Mac をUSB ケーブルで接続する。
メニューバーから File -> Tools -> Serial Port -> /dev/cu.usbserial-XXXXX を選択。XXXX は FT232RL のデバイス名。

サンプルスケッチを実行してみる。
メニューバーから File -> Exsamples -> ikkeiplexing -> scroll_text
LED に Hello world ハローワールド と表示したら OK。