山下達郎シアター・ライブ

山下達郎シアター・ライブ

山下達郎シアター・ライブ PERFORMANCE 1984-2012 を観てきた。前半は古い映像や録音なのでそれなりの映像と音であったが、後半は映像と音ともにいい映像、いい音であった。でも、この新宿の映画館のスピーカがイマイチで、いわゆるオーディオ的にはダメだと思う。開始前と最後の最後までギミックがあるので楽むことができる。最初は予想していたとおり SPARKLE ではじまる。歌っている姿をアップで見たことがないので、こういう歌い方してたんだとわかってよかった。80年代の映像を見ると、ギターのカッティングが激しくて、こんな弾きかたをしてたんだと、ちょっとびっくりした。後半の映像は、カメラや録音機器の技術がよくなったことで、歌っている姿がはっきりわかるし、それぞれの演奏している音もかなりいい音だ。メンバーで気になったのはキーボードやベースは同じで、後半になってドラムが代ったところで一旦音が細くなった感じだが、今年のライブの映像ではだいぶ板についた感じになっていたようだ。還暦に近いのによく声が出るものだと関心した。今回映画館で観ていてとても残念だったのは、頻繁に人の出入りがあること、乳幼児を連れてきてる人がいたことだ。希望という名の光トークの時に子供の泣き声が聞こえてきて、気が散ってしまいしっかり見ることができなかったことが残念だった。