秋のヘッドフォン祭2012

秋のヘッドフォン祭2012に行ってみた。会場は外苑前から歩いてすぐのビルだ。7階〜10階までの4フロアを使って展示されていた。はじめてこのようなイベントに来てみたが、ガレージメーカの多いこと。大手のメーカのブースのすぐ前にいかにも手作りなポータブルアンプのブースがあったり、怪しげなヘッドフォンがあったり、もっと怪しいケーブルがあったりと、ともかくごった煮な感じがした。9階には、デパートの催事場の格安品セールの台のような感じでヘッドフォンがグタグタに置かれていて、どのPCとDACで試聴できるのかさっぱりわからないようなブースもあったりして、こりゃダメだと思ったりもした。ゼンハイザーの部屋には謎の行列があって何だろうときいてみたら新製品の試聴待ちとのこと。そこまでして聴きたいと思わなかったので、一番高いヘッドフォンと日本未発売のアンプの組み合わせで試聴してみた。さすがにこれだけお金をかければそれなりの音がするのはあたりまえだ。そんな中、これは!と思ったのは、フロアは忘れたが、アナログレコードとプレイヤーを展示していたブース。レコードを試聴させてもらったが、これがアナログレコードの音なのか!?と思うような素晴しい音だった。試聴後、値段をきいてそれなりの音と納得したが、素晴しかった。そんないい音を聴いた余韻を残しつつ、ゴタゴタした会場を後にした。