SONY MDR-EX510SL 断線修理

SONY MDR-EX510SL

SONY MDR-EX510SL の断線を修理した。ソニーのイヤフォンは昔から u 字のケーブルでなのだが、今迄使っていたイヤフォンの断線はこのへんを中心に起きている。この MDR-EX510SL も例外ではなく、u の分岐部分がよくシャツの襟に引っかかってしまい、引っ張られることが多々発生していた。今回もこの分岐部分から R 側へ 1mm 程度の部分を指で押すと音が出るので、この部分の断線したと確信した。早速修理にとりかかかる。まず分岐部分でなんとか接続できないかと思い、まずは分岐部分の中身を確認する。ラジオペンチの先を分岐のゴムと内部プラスチックの間にはさみ、ゴムの部分をはがす。プラスチックをカッターで削ってみたが、中は固まっているのでこの部分でなんとか接続する修理を断念し、線を切って接続するように方針変更。さっそくニッパでケーブル切る。それぞれのケーブルを 10mm ほど被覆をはがし、さらに中の L、R、GND の銅線の被覆を紙ヤスリではがす。被覆がはがれたら、それぞれの線を撚って接続する。この状態で一旦 iPod を接続し音が出ることを確認する。このまま仕上げてもいいが、念のためそれぞれの銅線をハンダづけし絶縁テープで処理して確実にしておく。そして、もう一度 iPod を接続し音が出ることを確認。元のゴムの分岐カバーを戻して完成。iPod に接続して音が出ることを最終的に確認できた。ひとまずこのイヤフォンが延命できてよかった。