Bluetooth モジュール

Bluetooth EGBT-046S-P

Bluetooth モジュールと Android で遊んでみた。久々に秋葉に出向いたのでいろいろなお店を回っていろいろ仕入れた。まずは aitendo から。お店が引越すらしく、微妙なセールをやっていたので、それらも含めいろいろ買ってみた。その中でセール品ではないのだが Bluetooth モジュール EGBT-046S-P を選択、750円也。セレーブモード専用の Bluetooth Module EGBT-046S に 4 ピンのピンヘッダと LED などが付いているモジュールだ。EGBT-046S のマニュアルでは Voltage: 3.1 to 4.2VDC とあるが、aitendo のサイトには動作電源:3.6-6V とあり使いやすくなっている。早速、手元のブレッドボードに挿し電源は秋月の USB シリアル変換モジュールから供給する。すると LED が点滅し初める。これはコネクト待ちの状態だ。まずはマスターモードとなる Android 端末 Nexus 4Bluetooth を ON してペアリンクをする。設定 -> Bluetooth でデバイスを検索すると、使用可能なデバイスでアドレスが表示し、ペア設定リクエストでパスキーに 1234 を入れるとペアリング完了。Android でひとまず Blutetooth を確認するために、Android の sample project にある Bluetooth Chat をビルドする。そのままだと ActionBar に status を表示する際にクラッシュするので、Manifest ファイルの minSdkVersion を 11 以上に設定する必要がある。

<uses-sdk android:minSdkVersion="11" />

Bluetooth Chat を起動して ActionBar にある2つの虫めがねアイコンのうち左側のアイコンをクリックし、表示されたリストのうち EGBT-046S のデバイスを選択すると、
Bluetooth モジュールの LED の点滅が停止し点灯状態となった。この状態では送受信ができるかわからないので Mac の CoolTerm を起動しUSB シリアル変換モジュールと接続する。Android 側から文字を入力すると、Mac 側の CoolTerm に入力文字が表示された、またその逆も問題なく表示された。ひとまず Bluetooth での接続は問題ないようだ。一旦、 Bluetooth を切断し、Bluetooth のボーレートをデフォルトの 9600 bps から 38400 bps に変更する。これにはちょっとしたコツが必要で、CoolTerm の Line モードではモジュールからのレスポンスが表示されないため、一気にテキストを送信するように Connection -> Send String... でコマンド入力ウィンドウで AT コマンドを入力して Send することでコマンドをモジュールに送り込むことで変更する。再び接続して 38400 bps で通信できることを確認した。つづいて一緒に買っておいた RS-232 から TTL へレベルに変換するモジュール DB9-TTL3232 と Bluetooth モジュールを接続。RS-232 を対向にして通信できることを確認できた。この RS232 TTL レベル変換モジュールは 50% OFF で、aitendo の店内ではレジ前のカゴに入っていて、aitendo のラベルは無い状態で売られていた。さてこの2つのモジュールの Vcc をどうやって供給しようか。手軽なのは 006P の電池が楽だ。ここから DC-DC のレギュレータで 5V を作ることにしようと部品箱を探してみたが、残念ながら手持ちにレギュレータが無かった。どうせなら aitendo で小さな電源モジュールも購入しておくべきだった。