VITAL WORLD / Tetsuo Sakurai featuring Greg Howe & Dennis Chambers

VITAL WORLD / Tetsuo Sakurai featuring Greg Howe & Dennis Chambers を購入した。前に HMV に行った時に目にしていたがなかなか買うタイミングが無く今回ポイントセールがあったのでカゴに入れてみた。ヴァイタル・ワールド 櫻井哲夫 featuring グレッグ・ハウ & デニス・チェンバースということで、ジャケ写を見るとオッサンなのに相変わらずのタンクトップで頑張ってるよ感がバリバリ感じられる。そしてそんな櫻井の気持ちがアルバムタイトルの文字にも力強さが出ている。視覚からでもパワフルな演奏が想像できたとおり、出だしから櫻井のベースが雄叫びを上げまくる。速弾きはさすがなんだけど若干キレが足りないなと感じたのは年のせいだろうか。さてこのアルバムの聴きながら YouTube で櫻井を検索したら、スタジオで一人で座っての Domino Line を弾いている姿があったので思わず見入ってしまった。この曲もこの櫻井のベースはいつ聴いても好きだ。その流れで CASIOPEA 時代の Domino Line の映像も探して観てしまった。いいね、Domino Line 。いつ聴いても新鮮だ。当時は若いのにヒゲ面で大人びた感じをかもし出そうとしていたのだろう。当時の映像を見るとベースに勢いがあるし神保のドラムともマッチしていて、いいリズムを創っていたと思う。さてこの櫻井のアルバム、中盤はデニス・チェンバースのドラムが炸裂。いやはや久々に気持ちいいドラムが聴ける。そして最後はクールダウンでしっとり。一通り聴いてから、ひとまず iTunes に取り込んでおいた。