DigiFi Olasonic USB DAC の電流

DigiFi Olasonic USB DAC の電流

DigiFi No.7 に付録していた Olasonic USB DAC 付デジタルパワーアンプの稼働時の電流を調べてみた。以前作った USB 電流計 id:lipbalm:20120219 を USB DACMac の間に入れてみる。接続したスピーカーは NS-10M STUDIO にした。USB電流計のレンジは最大 300mA なので、それ以上だと困るなと思いつつ USB ケーブルを Mac に挿した瞬間、電流計の針がブンっと最大まで振り切った。マズイ、と思った瞬間、針が下り 90mA 弱で止った。一安心。次に Audirvana を起動してみるが電流計の針はピクリともせず変らない。音出しのために選んだのは Marcus Miller / Renaissance 。再生を初めると微かに針が上り 90mA ピタリとなった。ボリュームレベルを -30 dB まで上げてみるが針は 90mA から動かない。徐々に上げていき -25dB でやっとマーカスのベースに反応して針がピクピク動きはじめた。-20dB まで上げると 90mA より上でかなりピクピクしている。さらに-15dB まで上げたところ、100mA まで針がとどきピクピクしている。さすがに迷惑な音量なのですぐにボリュームレベルを下げた。この程度では音に変化は認められなかった。さらにボリュームレベルを上げればもっと電流が流れるだろうが、普段使うボリュームレベルであればこの程度の電流しか流れないので Mac の USB 端子への負担も少なく問題にならないだろう。